旅行とギャンブル

世界各地におけるギャンブルの合法化により、私たちはギャンブルについてオープンに話すことができるようになりました。また、ギャンブル人口は増加しています。ギャンブルは世界中どこにいてもプレイできて、経済的地位や社会的地位、性別、年齢、学歴、職業、宗教や人種に関係なく自由に楽しむことができる日常的な活動となっています。

旅行もギャンブル同様、一種の社会活動と言ってもいいでしょう。娯楽であると同時に新しい文化や国を知るきっかけにもなります。マズローの欲求階層によると、旅行は生理的な欲求(基本的生存的欲求)に位置づけられます。太古の昔から、人は移動することや、調べる事、新しい情報に触れることに慣れています。現代では意図的に環境を変えるために旅行に出かけるだけでなく、新しいギャンブルを求めて旅行する人も増えて来ました。

ギャンブルが観光に与える良い影響

ギャンブル産業の発展は、観光に適していない地域が発展していくための良い基盤となります。また、観光業において、ギャンブル産業が提供するサービスは、独立した観光商品として、あるいはより大きな商品やサービスの付加価値として推進していくことが可能です。

また、政府機関はギャンブル産業の発展により利益を得られるようになるでしょう。

カジノ収益から徴収された税金は国庫に入り、産業の更なる発展や雇用創出などに充てられるでしょう。

世界最大のギャンブル都市

現在、マカオは世界で最も有名なギャンブル都市の1つです。1850年以来、マカオにとってギャンブルは重要な収入源となってきました。1960年には、ギャンブルが公的収入全体の約50%を占めていたと記録されています。1962年からは、ギャンブル施設は独占ライセンスを持つマカオ旅遊娯楽有限公司によって運営されています。テーブル数で世界最大のカジノとなっているマカオ・サンズやウィン・マカオが開業したことで、2006年にはマカオのカジノ売上高は初めてラスベガスを超えて世界一位に。それ以来、現在でもマカオは世界最大のギャンブル都市となっています。

一般的にモンテカルロと言えば、ギャンブルやファッション、オペラ、バレエのほか、華やかなクラブやレストランが立ち並ぶ贅沢な街として知られる人気の観光地です。この地でギャンブル産業が発展したことで、購買力の高い客が多く訪れるエキゾチックで豪華なバカンス先というイメージが、さらに向上しました。カジノは観光客にとって魅力的な存在ではあるものの、モンテカルロではカジノ以外にも様々な観光を楽しむことができます。モンテカルロにあるオペラハウスでは世界的に有名な演劇やバレエが上演されています。市街地を通ることで名高いF1モナコグランプリも有名です。また、ファッションの街としても知られるほか、ボクシングの試合も数多く行われています。